MUSCLE BOX エジプト見聞録

5/26(SAT)AM9:00
今日は朝から原始キリスト教の修道院を観光する事になったがエアコンで冷えたのか水にあたったのか朝から腹の調子が良くない。似顔絵を何枚か描いたがお腹が痛くてすぐにうずくまるとみんな心配して薬をくれたりずっと付き添ってくれたり大変親切にしていただいた。

PM2:00
日本に来たFAXとはスケジュールが全く異なっていて一日早くアシュートを離れる事になった。アシュートの友達の中には涙を流してくれる者もいて僕も思わず涙してしまった。サラディン、アハメッド、マディーハ、それにみんな、一生忘れないぜ・・I never forget you. 何度も何度もつたない英語で伝えた。

PM4:00
カイロのアーマードフォーセスに戻って来たが今日のリザーブは予定に入ってない。しかたなくねじこんでもらったその部屋はアルジェリアのラムリー・メッサートとスーダンの例のブリーフ選手との相部屋で冷蔵庫はおろかエアコンもなくシャワーまで隣の部屋と共同なのだ僕は驚いた様子で彼らに聞いてみたが彼らはふつうだと言う。おそらくこの種の差別があたりまえなのか日本人やイタリア人に対する待遇が特別なのかどちらかだと思う。その日僕の体調は回復の兆しもなく夕食を待たずにベッドに潜り込んだ。